海城(読み)かいじょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「海城」の意味・わかりやすい解説

海城
かいじょう / ハイチョン

中国、遼寧(りょうねい)省中部の鞍山(あんざん)地級市に属する県級市。鞍山市と営口(えいこう)市の中間にあり、哈大(はだい)線(ハルビン―大連(だいれん))、瀋大線(瀋陽(しんよう)―大連)、溝海線(溝幇子―海城)、海岫線(海城―岫岩(しゅうがん))が通じる。常住人口109万7000(2011)。古くは遼東(りょうとう)郡に属し、南北朝、隋(ずい)代には高句麗(こうくり)に属した時期もあった。遼代に臨溟(りんめい)県が置かれ、明(みん)代に海州衛(かいしゅうえい)となり、清(しん)の初め海城県と改名。1985年市となる。紡績、食品などの工業が立地。周辺農村はコウリャン、トウモロコシ、大豆、小麦のほかワタを産し、地下資源としては滑石、マグネサイトがある。

[河野通博・編集部 2017年4月18日]

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