海戦法規(読み)かいせんほうき

関連語 名詞

百科事典マイペディア 「海戦法規」の意味・わかりやすい解説

海戦法規【かいせんほうき】

国際法における戦争法規のうち海上の戦闘に関する規定の総称。1856年のパリ会議,1907年のハーグ平和会議などで決定された宣言条約などに含まれる交戦規則。陸戦法規ほど明確な規定はないが,敵国や中立国商船に対する行動や,中立国の港湾領海交戦国による利用,その他交戦国によって守られるべき規定を定めている。
→関連項目空戦法規

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android