百科事典マイペディア 「空戦法規」の意味・わかりやすい解説 空戦法規【くうせんほうき】 空中戦闘および空中からの攻撃についての国際法上の規則。航空機の急速な発達によって,空戦の重要性は増大したが,陸戦法規,海戦法規に比べ,空戦法規は十分に整備されていない。たとえば空中からの爆発物の投下はハーグ平和会議で禁止されているが,有名無実化している。→戦争法規→関連項目無差別爆撃 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空戦法規」の意味・わかりやすい解説 空戦法規くうせんほうき 空戦に関する諸規則の総体をいう。 1922年ハーグ法律家委員会が「空戦に関する規則案」 (ハーグ空戦規則案) を作成したが,これを討議するための国際会議が開催されていないために,いまなお草案に終わっている。このなかには無防守都市 (→非武装都市 ) に対する攻撃は軍事目標のみに限定され,民間のものに関しては攻撃を禁止する軍事目標主義などの制約が含まれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by