海洋観測用ブイロボット(読み)かいようかんそくようブイロボット

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海洋観測用ブイロボット」の意味・わかりやすい解説

海洋観測用ブイロボット
かいようかんそくようブイロボット

1969年から日本海に設置された,無人観測用の浮標 (ブイ) 。風速風向気圧,気温,水温塩分海流潮流などを3時間ごとに観測,記録して,テレメータ方式でデータを海洋気象台に送っている。直径 10mの円盤型で重量は約 1.5~3.0t,中央部にある高さ約 5mの柱に観測器械が設置されており,いずれも送信用の電源としてアルカリ乾電池を使っている。現在は日本海のほか東シナ海,四国沖,東北沖の4地点に設置されている。

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