海洋開発用新素材(読み)かいようかいはつようしんそざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海洋開発用新素材」の意味・わかりやすい解説

海洋開発用新素材
かいようかいはつようしんそざい

人工島や海洋牧場といった海洋開発プロジェクトが本格化すれば,海水による腐食に耐えられるような特殊な建設資材が求められ,この目的のため開発された新素材。これを推進するため,炭素繊維アラミド繊維などの新素材によるコンクリート補強技術などで対応しようと「マリンテキストラクチャー推進協議会」が 1990年2月に発足した。一方,高水圧下で作業する潜水艇などには,比強度 (強度と重量との比) に優れた材料が要求され,高張力鋼,チタン合金マルエージング鋼セラミックス,複合材料などが開発されている。複合材料は金属,セラミックス,および補張用ポリマーからできており,シリコンカーバイドのような繊維で補強した MMCや炭素繊維で補強した PMCなどがある。複合材の持つ最大の利点は,特定の応用目的にかなう特性を,いわば「注文仕立て」で実現させ,設計の経済性やコスト低減にも役立つ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む