デジタル大辞泉 「海老雑魚」の意味・読み・例文・類語 えび‐じゃこ【海=老雑=魚/×蝦雑=魚】 十脚目エビジャコ科のエビ。体長約4.5センチで、環境によって体色を変える。第1歩脚は大きく、はさみ状。内湾の浅海でとれ、佃煮つくだににする。えびざこ。ざこえび。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「海老雑魚」の意味・読み・例文・類語 えび‐じゃこ【海老雑魚】 〘 名詞 〙① 十脚目エビジャコ科の節足動物。内湾の砂泥地にすむ。長さ三~七センチメートルの小形のエビ。全体に無数の黒褐色の色素胞があり、環境に応じて色彩を変える。つくだ煮として食用にする。えびざこ。くろえび。くろたえび。くろむつ。[初出の実例]「順行ではゑひしゃこを釣する」(出典:駒沢大学本臨済録抄(16C後)中)② =えびざこ(海老雑魚)① えび‐ざこ【海老雑魚】 〘 名詞 〙① 小エビの中に小魚の混じっているもの。えびじゃこ。[初出の実例]「相応の御用もあらば池のほとり〈信章〉 海老ざこまじりに折節は鮒〈信徳〉」(出典:俳諧・桃青三百韻附両吟二百韻(1678)二)② =えびじゃこ(海老雑魚)① 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例