海鼠板(読み)ナマコイタ

デジタル大辞泉 「海鼠板」の意味・読み・例文・類語

なまこ‐いた【海鼠板】

波形をした板。波形のスレート板や亜鉛鉄板。屋根・塀などに使う。波板

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精選版 日本国語大辞典 「海鼠板」の意味・読み・例文・類語

なまこ‐いた【海鼠板・生子板】

  1. 〘 名詞 〙 波形をした板の通称。ふつう屋根や塀に用いる波形の亜鉛引鉄板や波形の石綿スレート板などをいう。波板。なまこ。
    1. [初出の実例]「気味悪いナマコ板をめぐらせた工場の塀外へ」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉七)

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百科事典マイペディア 「海鼠板」の意味・わかりやすい解説

生子板【なまこいた】

波形にしたトタンやプラスチック板。波板の通称。板の剛性を強め雨水などのはけがよい。建築の屋根ふき材,外装材,塀などに使用
→関連項目トタン

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