病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「消化酵素製剤」の解説
消化酵素製剤
《パンクレアチン製剤》
パンクレアチン(小野薬品工業、健栄製薬、三恵薬品、シオエ製薬、東洋製薬化成、日医工、ニプロ、日本新薬、ファイザー、マイラン製薬、丸石製薬、吉田製薬)
《パンクレリパーゼ製剤》
リパクレオン(EAファーマ、マイランEPD)
ブタの膵臓から精製された膵酵素で、脂質と
①過敏症状(
②パンクレリパーゼ製剤では、便秘、下痢、発熱、腹部膨満、糖尿病、高血圧、背部痛、肝機能障害、パンクレアチン製剤ではくしゃみ、流涙、皮膚発赤などが現れることがあります。このような症状が現れたら、医師・薬剤師に相談してください。
①パンクレアチン製剤は、粉末で、1日3回食後に、パンクレリパーゼ製剤はカプセル剤や顆粒で、1日3回、食直後に服用します。病状にあわせて適宜増減されますが、指示された服用方法を守ってください。また、薬を
②この薬を服用して、かゆみや
また、妊娠中や妊娠している可能性のある人、母乳で授乳中の人、ほかの薬を服用している人は、この薬を使用できないことがあります。あらかじめその旨を医師に伝えるようにしてください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報