液体推進剤(読み)エキタイスイシンザイ(その他表記)liquid propellant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「液体推進剤」の意味・わかりやすい解説

液体推進剤
えきたいすいしんざい
liquid propellant

化学ロケットの推進剤の一種で,固体推進剤に対して液体状のものの総称過酸化水素ニトロメタン,ヒドラジンなどの成分の単一な液体を触媒の作用で分解して反応を起させる1液型と,ケロシンと液体酸素,液体水素と液体酸素などのように,液体燃料と酸化剤を別のタンクに収め,燃焼室で混合・燃焼させる2液型とがある。2液型推進剤は主力エンジンに,1液型推進剤は補助動力源または姿勢制御などに多く使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む