液卵(読み)えきらん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「液卵」の意味・わかりやすい解説

液卵
えきらん

卵殻を割って内容物のみを集めた加工卵一種。全卵,卵白卵黄のものがある。2次加工原料となることが多くマヨネーズサラダドレッシング製菓食肉加工品,水産練り製品などに用いられる。調理,加工するのに大変扱いやすい。

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栄養・生化学辞典 「液卵」の解説

液卵

 卵を割って内容物を集めたもの.目的によって白身だけのもの,黄身だけのもの,両方を含むものを作る.

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世界大百科事典(旧版)内の液卵の言及

【鶏卵】より


[用途]
 鶏卵はビタミンA,Dを多く含み,良質のタンパク質からなる栄養価の高い食品で,その用途は家庭や料理店で調理用に使用されるものが70~80%を占める。そのほか製菓,製パン,マヨネーズなどの製造に用いられるが,これには生卵のほか液卵(卵を割って内容物のみを集めたもの),凍結卵,乾燥卵などの加工卵も利用される。これらの加工卵にはそれぞれ全卵,卵白,卵黄の3種類がある。…

※「液卵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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