精選版 日本国語大辞典 「淇園」の意味・読み・例文・類語 き‐えん‥ヱン【淇園】 中国河南省淇県の西北の地名。竹の産地として知られたところから「たけ(竹)」の異称としても用いる。[初出の実例]「淇園風跡伝二窓北一、秦嶺雨声瀉二戸南一」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦庭前松竹〈惟宗孝言〉)[その他の文献]〔史記‐河渠書〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「淇園」の読み・字形・画数・意味 【淇園】きえん(ゑん) 美竹を以て知られる。〔後漢書、寇恂伝〕光武、是(ここ)に於て復(ま)た北のかた燕・代を征す。恂~淇園の竹を伐り、矢を爲(つく)ること百餘、馬をふこと二千匹、租を收むること四百斛。字通「淇」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報