深山酢漿草(読み)ミヤマカタバミ

デジタル大辞泉 「深山酢漿草」の意味・読み・例文・類語

みやま‐かたばみ【深山酢漿草】

カタバミ科多年草山地に生え、葉は倒卵形の3枚の小葉からなる複葉。4、5月ごろ、白色淡紫色すじのある5弁花をつける。叡山えいざんかたばみ。

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精選版 日本国語大辞典 「深山酢漿草」の意味・読み・例文・類語

みやま‐かたばみ【深山酢漿草】

  1. 〘 名詞 〙 カタバミ科の多年草。本州の山地や樹下に生える。根茎は横にはい、地表に鱗片状の古い葉柄の基部が多数残る。葉は三出複葉。小葉は倒心臓形で長さ一~二・五センチメートル。春、花柄の先に径二センチメートルぐらいの白い五弁花が咲く。花には淡紫色のすじがある。果実は円柱状卵形。えいざんかたばみ。〔日本植物名彙(1884)〕

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