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深草少将 フカクサノショウショウ

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デジタル大辞泉の解説

ふかくさ‐の‐しょうしょう〔‐セウシヤウ〕【深草少将】

小野小町を恋し、99夜通ったという伝説上の人物。僧正遍昭または大納言義平の子義宣とされるが未詳。四位の少将。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

深草少将 ふかくさのしょうしょう

古今和歌集」読み人知らずの歌をもとにした説話上の人物。
小野小町のもとへ九十九夜かよいつめながら思いかなわず死んだとされる悲恋の少将。モデル僧正遍昭とも大納言義平の子義宣ともいわれる。この説話をもとにした謡曲に「通(かよい)小町」,猿楽に「四位少将」がある。

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大辞林 第三版の解説

ふかくさのしょうしょう【深草少将】

深草から小野小町のもとへ九九夜通ったという伝説の主人公。僧正遍昭または大納言義平の子義宣がモデルとされるが未詳。謡曲「通小町かよいこまち」などに脚色。四位の少将。 → しじの端書き

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世界大百科事典内の深草少将の言及

【小野小町】より

…《草子洗小町》は,歌人としての名を傷つけられた小町が,大伴(友)黒主が書き入れをした草子を洗ってその奸計を暴露し,自分の名誉を守るとともに黒主に対しても寛仁の態度をとったという筋で,小町をたたえたもの。《通(かよい)小町》は,小町に恋した深草少将が,100夜通えば望みをかなえてやるという小町のことばを信じて,通いつめた99夜目にはかなくなったという話で,美女の薄情・驕慢な性格を描いている。《卒都婆小町》は,朽ちた卒都婆に腰かけた乞食の老女が仏道に入る話であるが,その老女は深草少将の霊にとりつかれた小町のなれの果てであったという筋。…

【随心院】より

…本堂前の池泉観賞式庭園も美しく,境内は雅致に富み,国の史跡指定地。なお,当寺は小野小町の邸址といわれ,小町と深草少将の悲恋物語にちなむ伝承に富む。本堂安置の地蔵は多くの男性を悩ませた小町の罪障消滅を祈って,小町に寄せられた恋文を集めて造ったものと伝え,また境内の小野塔(文塚)は小町にあてた艶書を埋めた場所,小町井は小町がつねにこの水を愛して艶顔をよそおった井戸という。…

【深草】より

…《千載集》巻四の〈夕されば野辺の秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里〉は藤原俊成が自作の最高の作と人々に語った(《無名抄》)歌として著名である。深草少将(伏見区西桝屋町の欣浄寺(ごんじようじ)がその宅址と伝える)が山科小野の随心院にあった小野小町の宅へ百夜(ももよ)通った伝説があり,謡曲《通小町(かよいこまち)》《卒都婆小町》《墨染桜》などに劇化されている。【奥村 恒哉】。…

※「深草少将」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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