深賢(読み)じんけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深賢」の解説

深賢 じんけん

?-1261 鎌倉時代の僧。
真言宗醍醐寺(だいごじ)遍智院の成賢(せいげん),ついで金剛王院の賢海より灌頂(かんじょう)をうける。同学の道教遺言により,暦仁(りゃくにん)2年(1239)親快に灌頂をさずける。のち醍醐寺内に地蔵院を創建し,開祖となった。弘長(こうちょう)元年9月14日死去。字(あざな)は浄林(静林,乗琳)。通称按察(あぜち)法印,地蔵院法印。著作に「秘蔵記口決」「普賢延命記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android