按察(読み)アンサツ

デジタル大辞泉 「按察」の意味・読み・例文・類語

あん‐さつ【×按察】

[名](スル)調べてただすこと。特に、政治行政上についていう。
「大皇帝より南方蓬莱ほうらい通路を―するの命を奉じ」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「按察」の意味・読み・例文・類語

あん‐さつ【按察・案察】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 調べて明らかにすること。善悪をはっきりさせること。特に政治・行政のことについていう。吟味按問
    1. [初出の実例]「天文地理をあんざつし末世の亀鑑と名にしるき」(出典:浄瑠璃・信田森女占(1713)一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐百官志〕
  3. あぜち(按察使)〔日誌字解(1869)〕

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普及版 字通 「按察」の読み・字形・画数・意味

【按察】あんさつ

しらべて明らかにする。〔後漢書、百官志五〕尉、大縣は二人、小縣は一人、~奸(かんき)を按察し、以て端す。

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