清原秋雄(読み)きよはらの あきお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清原秋雄」の解説

清原秋雄 きよはらの-あきお

812-874 平安時代前期の官吏
弘仁(こうにん)3年生まれ。清原夏野の第4子。射芸にすぐれ,強弓をひく。仁明天皇侍従となり,伴健岑(ともの-こわみね)と橘逸勢(たちばなの-はやなり)が謀反をくわだてたとされる承和(じょうわ)の変では大枝道(おおえみち)(山陰道の山城・丹波国境)をまもる。のち従四位上,右兵衛督(うひょうえのかみ)。貞観(じょうがん)16年4月24日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android