清晨(読み)せいしん

精選版 日本国語大辞典 「清晨」の意味・読み・例文・類語

せい‐しん【清晨】

  1. 〘 名詞 〙 きよらかな朝。すがすがしい朝。
    1. [初出の実例]「清晨連轡伴樵歌」(出典本朝麗藻(1010か)下・過秋山〈具平親王〉)
    2. 「清晨(セイシン)に収(と)る所の者は味甘く、日出て後は微(やや)酸くして酒味を帯ぶ」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編)
    3. [その他の文献]〔張九齢‐奉和聖制早発三郷山行詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「清晨」の読み・字形・画数・意味

【清晨】せいしん

すがすがしい朝。唐・常建〔破山寺後禅院に題す〕詩 晨、古寺に入る 初日高林を照らす 竹逕、幽處にじ 禪木深し

字通「清」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android