清田八幡神社(読み)きよたはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「清田八幡神社」の解説

清田八幡神社
きよたはちまんじんじや

[現在地名]倉敷市曾原

種松たねまつ山の南麓宮山みややまに鎮座する。法人名は八幡神社。旧村社。祭神仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。中世以来の棟札を伝える。御国中神社縁起棟札之写(池田家文庫)などによると、神功皇后が三韓出兵の帰途難風にあい、当地に船泊りして田の中に行幸され清田と号し、村人御殿を新造し祭礼したという。同棟札之写や年未詳の修造棟札、近世の地誌類によると、元久(一二〇四―〇六)頃に造営されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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