渡辺為太郎(読み)ワタナベ タメタロウ

20世紀日本人名事典 「渡辺為太郎」の解説

渡辺 為太郎
ワタナベ タメタロウ

明治・大正期の陸軍中将



生年
明治5年8月21日(1872年)

没年
大正14(1925)年4月8日

出生地
岐阜県

出身地
三重県

学歴〔年〕
陸士〔明治27年〕卒,陸大卒

経歴
明治27年陸軍騎兵少尉に任官日清戦争に従軍日露戦争には第2師団参謀として出征陸軍大学校を卒業し皇族付武官となり、42年欧州へ派遣される。44年帰国して陸軍騎兵実施学校教官、清国駐屯軍司令部付、騎兵第13連隊長、第16師団参謀長、大正5年侍従武官などを歴任。11年中将、軍馬補充部本部長となり、馬政長官を兼任した。13年待命となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺為太郎」の解説

渡辺為太郎 わたなべ-ためたろう

1872-1925 明治-大正時代軍人
明治5年8月21日生まれ。日清(にっしん)・日露戦争に従軍。騎兵第十三連隊長,侍従武官などをつとめ,大正11年陸軍中将。同年軍馬補充部本部長となり,馬政長官をかねた。大正14年4月8日死去。54歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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