渡辺直経(読み)ワタナベ ナオツネ

20世紀日本人名事典 「渡辺直経」の解説

渡辺 直経
ワタナベ ナオツネ

昭和・平成期の人類学者 東京大学名誉教授。



生年
大正8(1919)年3月10日

没年
平成11(1999)年5月10日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大理学部人類学科〔昭和17年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和32年〕

主な受賞名〔年〕
勲三等瑞宝章〔平成4年〕

経歴
東京大学助教授を経て、昭和43年教授。退官後、54〜59年帝京大学教授。59〜63年国際協力事業団の第四紀地質長期派遣専門家としてインドネシア滞在。51〜55年日本人類学会会長もつとめた。先史時代の遺跡年代などを調べる磁気年代学の開発と応用研究などで日本やインドネシアの人類学に貢献

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺直経」の解説

渡辺直経 わたなべ-なおつね

1919-1999 昭和後期-平成時代の人類学者。
大正8年3月10日生まれ。昭和43年東大教授となり,54年帝京大教授。先史時代遺跡の焼土熱残留磁気から年代測定をおこなう。日本人類学会会長,日本第四紀学会会長をつとめた。平成11年5月10日死去。80歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「人間環境」(共著)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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