20世紀日本人名事典 「湊七良」の解説 湊 七良ミナト シチロウ 大正・昭和期の労働運動家 生年明治30(1897)年7月12日 没年昭和61(1986)年7月10日 出生地秋田県南秋田郡北浦町(現・男鹿市) 学歴〔年〕秋田工卒 経歴大正4年碌々商店製作部の仕上工となり、5年友愛会に参加。7年の米騒動に参加し、8年東京瓦斯電気会社に移る。10年江東自転車工組合を結成。総同盟関東労働同盟会に加入し、13年関東地方評議会の創立、14年評議会の創立に参加。15年共産党再建運動中のコミュニストグループに加入し、以後も多くの争議を指導。昭和3年の3.15事件で検挙され懲役5年に処せられる。戦後、共産党に再入党し、民主商工組合の運動に参加した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湊七良」の解説 湊七良 みなと-しちろう 1897-1986 大正-昭和時代の労働運動家。明治30年7月12日生まれ。大正5年友愛会にはいる。関東地方評議会,日本労働組合評議会の創立にくわわり,15年コミュニスト-グループに参加。昭和2年関東金属労組委員長。翌年の三・一五事件で懲役5年。戦後,東京で民主商工会の運動に参加した。昭和61年7月10日死去。88歳。秋田県出身。秋田工業卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by