湯原和夫(読み)ゆはらかずお

百科事典マイペディア 「湯原和夫」の意味・わかりやすい解説

湯原和夫【ゆはらかずお】

彫刻家。東京生れ。東京芸大卒。1958年新制作協会出品。1962年渡仏,パリを拠点制作。1965年パリ・ビエンナーレ,1969年グッゲンハイム国際彫刻展に出品。1980年ころより活動の中心を日本へ移す。1982年神奈川県立近代美術館,1988年三重県立美術館で個展金属,特にステンレスの鏡面立体を早くから手がけ,毛皮や工業用資材による立体を展開

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湯原和夫」の解説

湯原和夫 ゆはら-かずお

1930- 昭和後期-平成時代の彫刻家。
昭和5年9月30日生まれ。昭和33年新制作協会展で新作家賞。42年現代日本彫刻展で受賞。44年サンパウロ-ビエンナーレに出品。47年中原悌二郎賞優秀賞。ステンレススチールをもちいて,密度のたかい空間表現を追求する。東京出身。東京芸大卒。作品に「不快な門」「作品―16'」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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