湯川退軒(読み)ゆかわ たいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湯川退軒」の解説

湯川退軒 ゆかわ-たいけん

1839-1900 幕末-明治時代の教育者。
天保(てんぽう)10年生まれ。はじめ儒学を,のち大坂の緒方研堂蘭学をまなぶ。紀伊(きい)田辺(和歌山県)の安藤氏につかえ,明治15年漢学塾有終塾をひらいた。「田辺沿革小史」などをあらわす。明治33年5月8日死去。62歳。紀伊出身。名は暢。通称退蔵別号竹香

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android