源仲遠(読み)みなもとのなかとお

朝日日本歴史人物事典 「源仲遠」の解説

源仲遠

没年:文永3.5.26(1266.6.30)
生年:生年不詳
鎌倉中期の後嵯峨細工所の管領者。父は近江守仲兼。3度にわたって日吉社神輿造替を担当し,比叡山とのかかわりが深い。「日吉山王利生記」は,仲遠の菩提を弔うために,遺族がつくらせたものという説もある。

(本郷恵子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源仲遠」の解説

源仲遠 みなもとの-なかとお

?-1266 鎌倉時代官吏
宇多源氏,源仲兼の子。後嵯峨(ごさが)院の細工所をつかさどる。近江(おうみ)(滋賀県)日吉神社の神輿(しんよ)造り替えを3度担当した。文永3年5月26日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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