源益(読み)みなもとの まさる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源益」の解説

源益 みなもとの-まさる

?-883 平安時代前期,嵯峨(さが)天皇曾孫
源蔭の子。母は陽成(ようぜい)天皇の乳母となった紀全子(きの-ぜんし)。宮中につかえていたところ,元慶(がんぎょう)7年11月10日なぐり殺された。宮中での事件であったため秘密にされたが,「玉葉(ぎょくよう)」などによれば陽成天皇が関与していたとの風聞があったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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