源能有 みなもとの-よしあり
845-897 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
承和(じょうわ)12年生まれ。文徳(もんとく)天皇の皇子。母は伴氏。臣籍にはいり,源姓となる。貞観(じょうがん)14年(872)参議。寛平(かんぴょう)2年正三位,8年右大臣となり,東宮傅(ふ),左近衛(さこんえの)大将を兼任。「日本三代実録」編修の筆頭者だったが,完成前の寛平9年6月8日死去。53歳。贈正二位。近院(こんいん)大臣と称された。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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