コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

源道済 みなもとの みちなり

2件 の用語解説(源道済の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

源道済 みなもとの-みちなり

?-1019 平安時代中期の官吏,歌人。
源信明(さねあきら)の孫。源方国(まさくに)の子。正五位下,筑前守(ちくぜんのかみ)兼大宰少弐(だざいのしょうに)となり,寛仁(かんにん)3年任地で死去。中古三十六歌仙のひとり。歌学書「道済十体」をのこし,勅撰集には「拾遺(しゅうい)和歌集」以下に61首はいる。大江以言(もちとき)に師事,漢詩にもすぐれた。家集に「道済集」。
【格言など】おもひかねわかれしのべをきてみればあさぢが原にあきかぜぞふく(「詞花和歌集」)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

源道済

没年:寛仁3(1019)
生年:生年不詳
平安中期の漢詩人,歌人。光孝天皇から出た賜姓源氏で公忠の曾孫,方国の子。文章生から長徳4(998)年宮内少丞となり,蔵人,式部大丞などを経て,長和4(1015)年筑前守兼大宰少弐となったが,任地で没した。和漢兼作の人で詩人としては大江以言に師事し,『本朝文粋』『本朝麗藻』などに作品がある。歌人としては中古三十六歌仙のひとりに数えられ,『道済集』,歌学書『道済十体』があり,『拾遺集』以下の勅撰集に55首入集。和漢の才を生かして漢詩文の素材を取り込んだ和歌も詠んでいる。『江談抄』に,人に「船路君」や「大法会の師子(獅子)」などのあだ名を付けたというエピソードがある。

(後藤昭雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の源道済の言及

【拾遺和歌集】より

…《拾遺集》と略称する。撰者は明らかでないが,花山院(花山天皇)が藤原長能(ながよし),源道済(みちなり)ら近臣の歌人たちの助力を得て撰集したものか。成立年時も明確でなく,1007年(寛弘4)までに成ったと推定され,花山院晩年の和歌愛好の産物らしい。…

※「源道済」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

源道済の関連キーワード日本紀略扶桑集本朝文粋玄々集仁和本朝続文粋紀在昌式順王式瞻王穆子内親王

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone