源頼房(読み)みなもとの よりふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源頼房」の解説

源頼房 みなもとの-よりふさ

?-? 平安時代中期の武人
源頼親(よりちか)の次男大和源氏加賀,肥前などの国守を歴任し,従五位下となる。永承5年(1050)興福寺僧徒との争いにより,隠岐(おき)に流された。のちゆるされたが,承保(じょうほう)3年(1076)山門の訴えで肥前に配流,その地で死去。荒加賀とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android