源頼房(読み)みなもとの よりふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源頼房」の解説

源頼房 みなもとの-よりふさ

?-? 平安時代中期の武人
源頼親(よりちか)の次男大和源氏加賀,肥前などの国守を歴任し,従五位下となる。永承5年(1050)興福寺僧徒との争いにより,隠岐(おき)に流された。のちゆるされたが,承保(じょうほう)3年(1076)山門の訴えで肥前に配流,その地で死去。荒加賀とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android