出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…宋初に及んでも同様で毎年死刑の判決を受ける者が数千人にも上った。さすがに政府はこれらをことごとく死に処するわけにいかず,犯人を都に送らせ,その多くは天子の特恩によって死一等を減じ,代りに遠方に配流してその地で苦役に服せしめることとした。最初は天子の特恩による格別の扱いであったが,この例が長く続くうちに固定した慣習となり,最初から配流という刑が宣告されるようになった。…
※「配流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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