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準輝石 じゅんきせきpyroxenoid

世界大百科事典 第2版の解説

じゅんきせき【準輝石 pyroxenoid】

メタケイ酸塩の化学組成をもち,鎖状ケイ酸塩(イノケイ酸塩)族に属し,繊維状や柱状結晶で輝石ときわめて類似している鉱物をいう。SiO4四面体が一次元方向に連なった単鎖構造をもつ。その周期性の点で輝石と異なり,四面体が3個,5個,7個,9個を周期とする単鎖構造をもつ。その大部分は三斜晶系であり,輝石と異なる。輝石では並列する2個の八面体で形成する帯構造を小さなMgやFeイオンが占めるが,準輝石では,2個あるいは3個の八面体が帯構造を形成し,CaやMnイオン等の大型イオンがそれを占めることが特徴である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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