滄海(読み)ソウカイ

デジタル大辞泉 「滄海」の意味・読み・例文・類語

そう‐かい〔サウ‐〕【×滄海/×蒼海】

あおあおとした広い海。あおうなばら

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精選版 日本国語大辞典 「滄海」の意味・読み・例文・類語

そう‐かいサウ‥【滄海・蒼海】

  1. 〘 名詞 〙 青々とした海。あおうなばら。あおうみ。大海。
    1. [初出の実例]「鑒真和上滄海而遙来」(出典正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳)
    2. 「北には青山峨々として、松吹風索々たり。南には蒼海漫々として、岸うつ浪も茫々たり」(出典:平家物語(13C前)一〇)
    3. [その他の文献]〔春秋繁露‐観徳〕

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普及版 字通 「滄海」の読み・字形・画数・意味

【滄海】そう(さう)かい

大海原。宋・軾〔赤壁の賦〕蜉蝣(ふいう)を天地に寄す、渺(べう)たる滄一粟のみ。

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