滋野井公寿(読み)しげのい きんひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滋野井公寿」の解説

滋野井公寿 しげのい-きんひさ

1843-1906 幕末-明治時代の公家,華族
天保(てんぽう)14年6月4日生まれ。滋野井実在(さねあり)の長男。文久3年後醍醐(ごだいご)天皇陵攘夷(じょうい)親征の実現をいのるなど,尊攘派として活躍。慶応4年綾小路俊実とともに赤報隊結成にかかわる。のち佐渡裁判所総督,佐渡鎮撫使(ちんぶし),甲府県知事などを歴任。明治17年伯爵。明治39年9月21日死去。64歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android