滋養糖(読み)ジヨウトウ

デジタル大辞泉 「滋養糖」の意味・読み・例文・類語

じよう‐とう〔ジヤウタウ〕【滋養糖】

でんぷんを糊化こかし、酵素糖化した粉末状の麦芽糖製剤。消化不良症乳児などに用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「滋養糖」の意味・読み・例文・類語

じよう‐とう ジヤウタウ【滋養糖】

〘名〙 麦芽糖とデキストリンを主成分とする乳児の栄養剤一種灰白色の粉末で甘味がある。腸内での発酵が少なく消化不良や乳児の下痢(げり)などに用いる。〔育児読本(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android