デジタル大辞泉の解説 しっ‐つう【漆×桶】 《うるしを入れたおけの意》真っ黒で何も見分けがつかないように、仏法について何もわからない僧。また、その原因である煩悩(ぼんのう)や妄執をさす。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
大辞林 第三版の解説 しっつう【漆桶】 〔「漆うるしを入れた桶おけ」の意から〕 真っ黒で何もわからないこと。転じて、妄想や煩悩のたとえ。また、仏法を知らない僧をののしっていう語。 「 -を抜くが如く痛快なる悟りを得て/吾輩は猫である 漱石」 出典 三省堂大辞林 第三版について 情報