漢国神社(読み)かんごうじんじや

日本歴史地名大系 「漢国神社」の解説

漢国神社
かんごうじんじや

[現在地名]奈良市漢国町

旧県社。祭神は大物主(おおものぬし)命・大己貴(おおなむち)命・少彦名(すくなひこな)命。韓国(和州旧跡幽考)・勘興(大乗院寺社雑事記)・漢郷(八重桜)とも記された。「大和志」は「韓神祠」、「和州旧跡幽考」は「韓国の社は園韓神」とする。「大三輪神三社鎮座次第」には、推古天皇の世に大三輪君白堤が春日(かすが)邑の率川(いさがわ)と坂岡(さかおか)に社を建て、媛踏鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)命と大物主命を祀り、平城宮御宇天皇の世に両社に相殿を造り、ともに三座としたことがみえる。「大神分身類社鈔並附尾」は当社を「率川狭加岡神社」とし、坂岡に祀った大物主命の社は「延喜式」神名帳の添上(そえかみ)郡「狭岡神社」で、率川神社の創祀とともに園神の名で当社に祀られ、後に相殿を造立して三座となったといい、神名帳に「狭岡神社八座」とあるのは祭神数を誤記したものと解している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「漢国神社」の解説

漢国神社

奈良県奈良市にある神社。“漢国”は「かんごう」と読む。旧県社。祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)。神社内にある林神社の祭神(林浄因命(りんじょういんのみこと))は菓祖神(かそじん)と呼ばれ、まんじゅうの神として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む