精選版 日本国語大辞典 「大己貴命」の意味・読み・例文・類語
おおあなむち‐の‐みこと おほあなむち‥【大己貴命】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…名義は大いなる国主の意で,天津神(あまつかみ)(高天原の神々)の主神たる天照大神(あまてらすおおかみ)に対して国津神(くにつかみ)(土着の神々)の頭領たる位置をあらわす。大国主にはなお大己貴命(おおなむちのみこと),葦原醜男(あしはらのしこお),八千矛神(やちほこのかみ),顕国玉神(うつしくにたまのかみ)などの別名がある。これはこの神が多くの神格の集成・統合として成った事情にもとづいており,そこからオオクニヌシ神話はかなり多様な要素を含むものとなっている。…
…東京都千代田区外神田に鎮座。大己貴(おおなむち)命を主神とし,相殿(あいどの)神として少彦名(すくなびこな)命をまつる。社伝によれば,730年(天平2)武蔵国豊島郡芝崎村に大己貴命をまつったのが当社のはじまりという。…
※「大己貴命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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