ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「潮来市」の意味・わかりやすい解説 潮来〔市〕いたこ 茨城県南東部,利根川下流域の水郷にある市。 2001年潮来町と牛堀町が合体し,市制。古代から鹿島,香取,国府 (石岡) へ通じる交通の要地。近世,水戸藩の飛地で,東北諸藩と江戸を結ぶ奥州航路と利根川,江戸川水運の中継港として栄えた。明治以後は水郷観光の中心として復活。アヤメ園,潮来十二橋めぐりなどが有名で,釣り,カモ猟なども盛ん。農業が主産業で早場米の産地。第2次世界大戦後,内浪逆浦 (うちなさかうら) を干拓し,水田が開かれたが,住宅団地に変容した。水郷筑波国定公園に属する。 JR鹿島線,国道 51号線が通り,東関東自動車道と結ばれる。面積 71.40km2。人口 2万7604(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「潮来市」の解説 潮来市いたこし 2001年4月1日:行方郡潮来町が行方郡牛堀町を編入し、市制施行⇒【牛堀町】茨城県:行方郡⇒【潮来町】茨城県:行方郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by