…上巻は〈福を求むる心〉から〈魔境に入らぬ工夫〉まで23項目,中巻は〈本分の大智〉から〈臨終の相〉まで37項目,下巻は〈本分の田地〉から〈真実人に示す法門〉までの33項目からなっている。念仏門の小乗性を批判している点があったので,浄土宗の僧澄円(1283‐1372)は《夢中松風論》全10巻を著して反論した。【藤岡 大拙】。…
※「澄円」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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