精選版 日本国語大辞典 「瀬戸の染飯」の意味・読み・例文・類語 せと【瀬戸】 の 染飯(そめいい) 梔子(くちなし)で黄色く染めた飯。駿河国(静岡県)の島田と藤枝の間にある小村を瀬戸といい、その地方の名物であったところから、近世、東海道を旅行する人々の間で有名であった。[初出の実例]「露ぞ黄にせとの染飯の米柳〈良次〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例