灯蛾(読み)ヒトリガ

デジタル大辞泉 「灯蛾」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐が【×蛾/火取×蛾】

鱗翅りんし目ヒトリガ科の昆虫はねの開張6センチくらい。前翅は黒茶褐色の地に白いすじ模様があり、後ろ翅は赤い地に黒色の円紋が点在する。夏に出現し、夜行性でよく灯火飛来幼虫赤褐色長毛をもち、くまけむしとよばれる。

とう‐が【灯×蛾】

夜、灯火に集まる蛾の類。火取虫ひとりむし 夏》「―よりもかそかに何を呟くや/楸邨

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精選版 日本国語大辞典 「灯蛾」の意味・読み・例文・類語

とう‐が【灯蛾】

  1. 〘 名詞 〙 夜、灯火に集まってくる蛾などの虫。火とり虫。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夜のみとり灯蛾の疲れに読む書あり」(出典:中尾白雨句集(1937))
    2. [その他の文献]〔大智度論‐三七〕

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普及版 字通 「灯蛾」の読み・字形・画数・意味

【灯蛾】とうが

火とり虫。

字通「灯」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「灯蛾」の解説

灯蛾 (ヒトリガ)

学名Arctia caja
動物。ヒトリガ科のガ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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