デジタル大辞泉 「為ん術」の意味・読み・例文・類語 せん‐すべ【▽為ん▽術/詮▽術】 《「せん」はサ変動詞「す」の未然形に助動詞「む(ん)」の連体形の付いたもの。「詮」は当て字》あることをするための手段・方法。なすすべ。せんかた。「―を知らず」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「為ん術」の意味・読み・例文・類語 せん‐すべ【為術・詮術】 〘 名詞 〙 ( 「せん」はサ変動詞「す」の未然形に推量の助動詞「ん」が付いてできたもの ) ほどこすべきてだて。対処し解決する方法。また、自分のとるべき態度や行動。なすすべ。せんかた。せんずつ。[初出の実例]「梓弓 音に聞きて 云はむ術 世武為便(セムすベ)知らに」(出典:万葉集(8C後)二・二〇七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例