為ん術(読み)センスベ

精選版 日本国語大辞典 「為ん術」の意味・読み・例文・類語

せん‐すべ【為術・詮術】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せん」はサ変動詞「す」の未然形に推量の助動詞「ん」が付いてできたもの ) ほどこすべきてだて。対処し解決する方法。また、自分のとるべき態度行動。なすすべ。せんかた。せんずつ。
    1. [初出の実例]「梓弓 音に聞きて 云はむ術 世武為便(セムすベ)知らに」(出典万葉集(8C後)二・二〇七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む