為替相場メカニズム(読み)かわせそうばメカニズム

百科事典マイペディア 「為替相場メカニズム」の意味・わかりやすい解説

為替相場メカニズム【かわせそうばメカニズム】

exchange rate mechanismの頭文字からERMとも。ヨーロッパ通貨制度EMS)の根幹の一つを成す,為替安定化のためのルールで,1979年発足。ヨーロッパ通貨単位ECU)と域内各国通貨の乖離度を一定の幅に設定し,その限度にきた場合には,当事国は反対通貨を用いて無制限に介入する義務を負うとするもの。
→関連項目スウェーデン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の為替相場メカニズムの言及

【ヨーロッパ通貨制度】より

…(2)EMS参加通貨はECU表示の基準相場を決定し,これに基づいて各国通貨間の中心相場を算定,その上下に各2.25%の変動幅を設定する(イタリアにのみ上下各6%の変動幅を認める)。この仕組みはEMSの核心部分であり,為替相場メカニズムExchange Rate Mechanism(ERM)と呼ばれる。なお,イギリスはこのERMには参加しなかった。…

※「為替相場メカニズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む