コスト・パー・ミルcost per millの略。広告の訴求対象者1000人当りあるいは1000世帯当りに到達するのに必要とされる費用。ミルは1000の意。CPT(コスト・パー・サウザンドcost per thousand)ともいう。これは、特定媒体を選択する際に、複数の各種媒体の価値を経費効率的に比較する場合や、広告活動の効果を判定するため、同種媒体間の経費効率を示す一指標として使われる。その計算方式は
CPM(T)=(広告料金/到達人数)×1000
である。元来、CPMは、印刷媒体の量的評価基準であるミルライン・レートmilline rate(1行の100万部当りの広告料率)に端を発しており、その変形として、ピュアライン・レートpureline rate、モアライン・レートmoreline rate、ビジライン・レートvisiline rateなどがある。最近、この経費効率的評価指標を不十分として、これに質的価値(心理的効果)を加味する方式や、マーケティング政策との関連から、潜在購買者層、商品使用者層など広告目的に対応する限定された対象者だけを基準にする方式など、各種の試みが考案されつつある。
[島守光雄]
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…実際には上に述べたような単純なネットワークの解析ばかりでなく,矢線図の要素(たとえば作業の所要日数)に確率概念を導入したもの,あるいは時間的要素に費用データを加えることによって日程,費用の両面から効率的なスケジュールを得ようとするもの,あるいは人員,設備,資金などの各種資源の制約をも考慮した上での有効なスケジュールを求めるものなど数多くの拡張が考えられている。
[CPM]
PERTが作業全体の工期に注目し,できるだけ効率的な日程計画を作成することを目的としているのに対して,クリティカルパスを対象とする分析手法であるCPM(クリティカルパスメソッドcritical path method)は費用に注目し,できるだけ少ない費用で作業を終了することを目的としている。各作業に対する標準所要日数を単位日数だけ短縮するのに要する費用増加率が与えられた時に,作業全体をある工期以内に終了するのに要する総費用を最小にする日程計画を求めるのが,CPMである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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