烏鷺(読み)ウロ

精選版 日本国語大辞典 「烏鷺」の意味・読み・例文・類語

う‐ろ【烏鷺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. カラスとサギ。
    1. [初出の実例]「之を士人の多く理学に傾くの癖に比すれば、烏鷺の群を異にするが如し」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質)
  3. 黒と白。
  4. 囲碁の異称碁石の黒、白を烏と鷺になぞらえていったもの。
    1. [初出の実例]「碁を知らん者に向っては麒麟で、苟(いやし)くも烏鷺(ウロ)趣味を解した者の前には駑馬(どば)となる奴だ」(出典我等一団と彼(1912)〈石川啄木〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む