デジタル大辞泉
「無主」の意味・読み・例文・類語
む‐しゅ【無主】
所有者がないこと。また、主体となるものがないこと。
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む‐しゅ【無主】
〘名〙
① 所有者がないこと。また、よるべきものがないこと。主体がないこと。
※
高野山文書‐仁安三年(1168)一一月・太田庄沙汰人等
愁状「其外至于無主荒野之地者、為御庄内」
② 世阿彌の
能楽論で、芸を体得しきっていないこと。
※
至花道(1420)二曲三体事「あらゆる物まね、
異相の風をのみ習へば、無主
(ムシュ)の
風体に成て、能弱く、見劣りして」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「無主」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報