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無心所着 ムシンショジャク

デジタル大辞泉の解説

むしん‐しょじゃく〔‐シヨヂヤク〕【無心所着】

和歌で、一句一句関連のないことをいい、まとまった意味をなさない歌。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

むしんしょぢゃく【無心所着】

和歌,連歌俳諧の用語。心の着く所がない意。《万葉集》巻十六に〈無心所着歌二首〉として見える〈吾妹子(わぎもこ)が額に生ふる双六(すぐろく)の牡牛(こといのうし)の鞍の上の瘡(かさ)〉ほか1首が初見。各句は連想によってつながるが,全体としては意味をなさない歌。中世歌論では〈歌病(かへい)〉とされ,順徳院の《八雲御抄(やくもみしよう)》に〈たゞすゞろ事也〉,また〈大かたはざれよめる事やらむ〉などとある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

むしんしょじゃく【無心所着】

和歌で、一句一句別のことを詠み、全体として意味をなさない歌。「わが背子が犢鼻たふさきにする円石つぶれいしの吉野の山に氷魚そ懸さがれる/万葉集 3839」の類。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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