煮梅(読み)ニウメ

デジタル大辞泉 「煮梅」の意味・読み・例文・類語

に‐うめ【煮梅】

梅の実を砂糖煮にしたもの。 夏》「何阿弥の秘めて―の加減かな/嘯山」
よく熟した梅の実を煮てすりつぶし、塩を加えた中に青梅を漬け込んだもの。

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精選版 日本国語大辞典 「煮梅」の意味・読み・例文・類語

に‐うめ【煮梅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 梅の実を砂糖で煮たもの。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「梅むき 煮梅(ニウメ)、梅つけ」(出典俳諧・増山の井(1663)六月)
  3. 梅の漬物一種。黄色に熟した梅の実を熱湯に入れて煮、摺り潰して同量の塩を混ぜ、これに青梅を漬け込み昆布で上蔽し、さらに紙で密封して作ったもの。〔合類日用料理抄(1689)〕

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「煮梅」の解説

にうめ【煮梅】

①青梅をゆで、砂糖みつで甘く煮含めたもの。梅干しを塩抜きして作ることもある。
②黄色く熟した梅をゆでてすりつぶし、塩を加えたなかに、青梅を漬けたもの。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

普及版 字通 「煮梅」の読み・字形・画数・意味

【煮梅】しやばい

梅を煮る。

字通「煮」の項目を見る

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