熊樫(読み)クマガシ

デジタル大辞泉 「熊樫」の意味・読み・例文・類語

くま‐がし【熊×樫】

《「くま」は大きい意。「くまかし」とも》大きな樫。りっぱな樫。また、シラカシアカガシアラカシなどの別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「熊樫」の意味・読み・例文・類語

くま‐がし【熊樫・白檮・白

〘名〙 (古くは「くまかし」)
① (「くま」は大きい意の美称) 大きい樫。
古事記(712)中・歌謡「命の 全(また)けむ人は 畳薦(たたみこも) 平群(へぐり)の山の 久麻加志(クマカシ)が葉を 髻華(うず)に挿せ その子」
植物「しらかし(白樫)」「あかがし(赤樫)」「あらかし(粗樫)」などの異名

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