精選版 日本国語大辞典 「熊野の牛王」の意味・読み・例文・類語 くまの【熊野】 の 牛王(ごおう) 熊野の牛王熊野三社が発行する牛王宝印。熊野の神使として古来信ぜられている烏を七五羽点綴して、「熊野牛王宝印」と記した護符。熊野神社の神は妄語(もうご)の罪を責めるところから、起請文を記すのに用いられた。熊野牛王。[初出の実例]「熊野(クマノ)の牛王(ゴワウ)尋ね出だして、其の裏に上天・下界の神祇、勧請し奉り、起請文書き」(出典:源平盛衰記(14C前)四六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例