デジタル大辞泉 「燐火」の意味・読み・例文・類語 りん‐か〔‐クワ〕【×燐火】 墓地や湿地で発生する青白い火。人魂ひとだま。鬼火。狐火きつねび。[類語]火の玉・鬼火・狐火・人魂 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「燐火」の意味・読み・例文・類語 りん‐か‥クヮ【燐火】 〘 名詞 〙 雨の降る夜や闇夜などに墓地や山野沼沢で燃えて浮遊する青白い火。化水素の燃焼などによる現象という。鬼火(おにび)。人魂(ひとだま)。狐火(きつねび)。。[初出の実例]「須臾天暗吹成レ雨、火光青白骨城」(出典:幻雲詩藁(1533頃)二・月夜経古戦場)[その他の文献]〔庾信‐連珠〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の燐火の言及 【鬼火】より …怪火の一つで,暗い雨夜に湿地や墓地などで燃えるという火。燐火(りんび),人魂(ひとだま),火の玉ともよばれ,形は円形,楕円形,杓子形などで尾をひいて中空をとび,青色のほか黄色や赤色の火もある。人が死ぬと同時にその家の藪から青白い火の玉が出るとか,人の魂は家から知人の所へまわってから寺へ入るなどともいう。… ※「燐火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by